社員インタビュー:女の子の母親であることが、武器になる。

「私はこれがいい」
「えー、こっちのほうがいいんじゃない?」
成人式の振袖を選ぶとき、
お嬢様とお母様で意見が割れること、よくあるんです。
私たちの仕事は、双方の言い分を聞きながら、
お嬢様とお母様の気持ちをひとつにしていくこと。
実はそこで役に立つのが、母親としての経験です。

私にはつい最近、成人式を終えた娘がいます。
ご多分に漏れず、我が家も振袖でもめたんですね。
娘はどこか洋服感覚で、今どきっぽいものを希望しました。
けれど私は、成人式の後も着れるよう、
オーソドックスなものを買ってあげたかった。
さんざん話し合って、結局は折衷案になりました。
色は娘の好きなラベンダー。その代わり柄は、私の望んだ古典。
だけど仕立てが終わり、振袖が家に着いたとき。
箱を開けて喜ぶ娘の姿を見て思ったんです。
「ああ、やっぱり娘の好きなものが一番だ」って。

だから同じようなお客様に出会ったとき、
私は自分の経験談をお話しするんです。
そうすると、「そうよね」ってお母様がご納得されて、
すんなりと話がまとまったりするんですね。
自分の実体験をもとにした話だから、ウソがないし、
説得力があるんだと思います。

きものの知識は、入社後いくらでも身につけられます。
けど、子育ての経験は、研修で身につけることはできません。
ひとりの母親として、ふつうに生きてきたこと。
それが、いちばんの強みになるんですね、この仕事では。

社員インタビュー
  • 女の子の母親であることが、武器になる。
  • 自分に正直に、接客できる場所。
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