日本が誇る伝統美

手絞り刺繍

布を糸でくくって染める独特の染めの技法が特徴で、糸をほどいた後には特有の立体的でボリュームのある鹿子模 様が表れます。ひとつ一つ糸でくくるため非常に手間と時間がかかり、そのため大変高価な技法でもあります。さらに、そこに刺繍を加えることで、 いっそう重量感と華やかさが増し、まさに伝統美の象徴ともいえる、日本が誇る美しい技法です。

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手絞り金彩

手絞りをほどこした生地に、金銀箔、金粉などをほどこした金彩は着物をより豪華にするための技法です。特に、あでやかに彩色された布地と金彩が織り出すハーモニーは、金彩友禅の特徴として愛されており、金彩を使われていることが豪華さの目安にもなっています。ただそのバランスは難しく、華やかでいて上品に仕上げるのが、選び抜かれた匠の技といえるでしょう。

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手描辻が花

室町から桃山時代末期にかけてのわずかな期間に現われた絞り染の一種。その神秘的な歴史から「幻の技法」と も称されます。手描きの柄と高度な絞りが相まって生まれる優美な雰囲気が、纏う人を一層美しくします。

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京友禅

江戸時代中期に活躍した京の人気扇絵師・宮崎友禅斎。その当時の時流にかなったデザインをきものの模様に取り入れたのが友禅の始まりです。防染技法や筆による自由な色彩が可能となった染め技法の進歩と相まってたちまち人気を集め今では京都の伝統的な友禅染の一つです。

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京都府知事賞 受賞柄

平成27年4月に行われました、京友禅共同組合連合会主催の「第六十六回 京友禅競技大会」におきまして優秀と認められました。 長い歴史に培われた技術と洗練された意匠が光る京友禅の逸品です。白と紺色のコントラストに吉祥文様と大変おめでたいとされている鶴が描かれており、幸せを願う想いを込め、気品漂う図案いたしました。

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京友禅

職人がひとつ一つ手描きで仕上げる手描友禅の世界で、数々の名誉に輝く藤井寛の技術は、他の職人とは一線を画す、まさに匠の技。“ロイヤルカラー”と呼ばれる柔らかな色彩を駆使し、雲間雅の四季風景を表現した独特の意匠は、まるで平安絵巻を見ているような上品な柄。大切に育てて来られたお嬢様の、晴れの舞台にふさわしい振袖です。

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