振袖レンタルの際自分で用意するものは?

FURISODE

振袖や長襦袢、帯や重ね衿…振袖を着用するにあたって必要なものはたくさんあります。振袖レンタルでは、「必要なものをすべて用意してもらえるの?」「どこまで自分で用意すればいいの?」といった振袖を着る際に抱く疑問にお答えします。

目次

1 振袖着用に必要なもの

振袖

帯まわり

衿まわり

下着類

着付け小物

その他小物

2 自分で用意するものはレンタル内容やお店によって異なる

肌に直接触れるものは自分で用意するのが基本

髪飾りは自分で用意するのが基本

3 和装小物をプレゼントしてくれるレンタルショップがおトクで便利!
4 まとめ

1 振袖着用に必要なもの

まずは、振袖を着用する際に必要なものを把握しておきましょう。

振袖

振袖は、未婚女性の第一礼装。大振袖・中振袖・小振袖などの種類があります。成人式でどれを着用しても問題ありませんが、成人式では袖の長さが90~114cmほどの中振袖を着るのが一般的です。

帯まわり

・袋帯

表側に絵柄の刺しゅうなどがあり、半分に折って使用します。比較的軽くて長いため、さまざまな結び方が可能。振袖のデザインにあわせて色柄を選びましょう。丸帯や名古屋帯などの種類がありますが、振袖には袋帯をあわせるのが一般的です。

・帯締め

帯結びを固定するために帯の上から締める紐のこと。帯の真ん中に見えるため、色や柄、飾りなどによって印象が変わります。

・帯揚げ

帯の上に結ぶ薄い布のこと。結び方や見える面積を工夫して、振袖や帯結びを華やかに見せます。帯まくらが見えないように上から包む役割もあります。

・帯まくら

帯結びを固定するために使う帯まくら基本的に振袖には、変わり結びに対応しやすい、はまぐり型の帯まくらを使用します。

・帯板(前板・後板)

帯のしわを防ぎ、帯に張りを持たせるために使用します。後板は変わり結びを美しく見せるために使用します。帯の中に挟むため外からは見えませんが、帯板があることで着姿が美しくなります。

衿まわり

・半衿

振袖の下に着る長襦袢につける衿。長襦袢の衿が、汗や皮脂、ファンデーションなどで汚れることを防いでくれます。

・重ね衿

着物を何枚も重ねてきているように見せるためのもの。振袖の衿元を華やかにしてくれます。「喜び事がますます重なるように」といった願いが込められた縁起物でもあります。

・衿カラー

衿芯ともいわれるもので、長襦袢の衿部分に差し込んで使用します。衿の形を整える役割があります。

下着類

・長襦袢

振袖と同じ形をした インナーウエアのようなもの。着物の下に着ることで、着物に汗などの汚れが直接つくのを防ぐ役割があります。また、着物の土台となって着崩れを防ぎ、着付けの仕上がりを美しくしてくれます。

・肌着

肌襦袢とも呼ばれる上半身用の下着。コットンなど汗を吸い取りやすい素材でできており、長襦袢の下に着ます。肌着の下に和装ブラなどを着用します。

・裾除け

腰に巻くひもつきの布で、足さばきをよくしたり、長襦袢の汚れを防いだりしてくれます。肌襦袢と裾除けが一体になったワンピースタイプもあります。

着付け小物

・腰紐

振袖や長襦袢を着付ける際に使用する紐です。着付け方や着物のサイズなどで必要本数は異なりますが、少なくとも4本は用意しておきましょう。

・伊達締め

着物や長襦袢の衿やおはしょりを抑えるための紐のこと。腰ひもよりも太く、着付けを安定させるために使用します。

・コーリンベルト・和装ベルト

クリップがついたゴム状のもの(和装ベルトは伊達締めのゴムタイプのこと)で、振袖や長襦袢の衿元をキレイに固定するために使用します。ゴムなので締め付けがなく楽という方もいます。補助アイテムのため、着付けをする方によっては使用しない方もいますが、基本は伊達締め2本か伊達締めと和装ベルト各1が必要です。

・三重仮紐

ゴムが3本重なった仮紐のこと。飾り結びを華やかにするため、帯をゴムに挟んで使用します。

・補正パッド・補正タオル

体型を補正するために使用します。くびれをわざとなくし直線的な体型にするほうがしわを防げ、振袖を美しく着こなせます。

その他小物

・足袋

着物を着た際に履く靴下のことで、草履を履くために親指と人差し指の部分がわかれています。振袖には白い足袋をあわせるのが一般的です。裾裁きをよくし、防寒のために足袋の下に和装ストッキングを履くこともあります。

・草履

和装用の靴のこと。最近では、振袖にブーツをあわせることもあります。ブーツを履く場合は、足袋ではなくストッキングやタイツ、靴下を履くこともあります。

・バッグ

小ぶりで手に持つタイプのものが一般的。草履とセットになっていることも多いです。スマートフォンやハンカチ、必要最低限のメイク道具、招待状などが入るものを選ぶとよいでしょう。

・ショール

防寒のために首元に巻きます。白いふわふわのショールが一般的ですが、黒やグレー、ベージュのファーや、ベルベット、ちりめんなどを選ぶ方も見受けられます。

・髪飾り

ヘアセットに髪飾りをあわせる方も多いです。つまみ細工や造花、ドライフラワー、水引き、組みひもなど、髪飾りの素材やデザインはさまざま。振袖にあわせて選ぶとよいでしょう。

2 自分で用意するものはレンタル内容やお店によって異なる

成人式の振袖レンタルを利用する際、何をレンタルしてくれるかはお店によって異なります。

振袖や長襦袢、袋帯や帯締めなど、何をレンタルしたのかを確認し、先ほどご紹介したアイテムで含まれていないものがあればそれを自分で用意しましょう。

肌に直接触れるものは自分で用意するのが基本

直接肌に触れる下着類は、レンタルしてもらえないことも多いです。肌着や裾除け、和装ブラや足袋などは、自分で用意することを考えておいたほうがよいでしょう。

ただし、長襦袢は振袖とのサイズ調整が必要なため、セットでレンタルしてもらえることがほとんどです。

髪飾りは自分で用意するのが基本

髪飾りは、整髪剤がついたりヘアセットにあわせて形を変えたりすることもあります。レンタルできるお店もありますが、新しいものを買い取りで用意したほうがよいでしょう。

振袖のレンタルショップなら、用意している振袖デザインにぴったりな髪飾りを、豊富に取り扱っています。髪飾りも、振袖と一緒に選ぶのがおすすめです。

3 和装小物をプレゼントしてくれるレンタルショップがおトクで便利!

直接肌に触れる和装小物をレンタルしていなくても、新品をプレゼントしてくれるお店もあります。

通常プランで小物類が付いているお店もあれば、成人式限定パックやキャンペーンなど期間限定でプレゼントしてくれるケースも。「自分であれこれ準備をするのは不安…」という方は、小物をプレゼントしてくれるお店でレンタルすると安心です。

成人式の振袖で使用した和装小物は、卒業式で袴を履いたり、お祝いで振袖を着たりする際にも活用できます。

4 まとめ

成人式の振袖レンタルに含まれる内容はお店によってさまざまです。自分で用意しなければならないアイテムもあることを覚えておきましょう。

「レンタル料は安いものの、自分で用意しなければならないものがたくさんあった」となれば、準備する手間も追加費用もかかります。予約をする前に、レンタル内容はしっかり確認しましょう。

和装小物もレンタルしてくれたり、プレゼントしてくれたりするお店で振袖を選べるとよいですね。

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